実は雛人形を飾る時期に決まりはない
いつから飾る
時期に決まりはないと言うものの、『出した方が良い日』というのはやっぱりあって、それが、
立春(2月4日)以降の大安
です。
また、雨水(うすい・2月19日頃)に飾ると良いとされている地域もあるようです。
ちなみに、今年2022年の立春以降で大安は、
- 2月5日(土)
- 2月11日(金)
- 2月17日(木)
- 2月23日(水)
- 3月1日(火)
いつまで飾る
『桃の節句』が終わった後の出来るだけ早い時期が好ましいとされており、理由としては、桃の節句をお祝いしたら、雛人形のその年の役目が終わるからです。
『雛人形をしまうのが遅れると婚期が遅れる』といったようなことを耳にしますが、それはあくまでも迷信ですので気にする必要はありません。
我が家では、2022年2月11日に雛人形を飾った
『小黒三郎』組み木の雛人形
ということで、我が家では2月11日に雛人形を飾りました。
娘が生まれた翌年で、約6年前に購入した『小黒三郎さんが手掛けた組み木の雛人形』です。
小黒三郎さんは、
- 大学で油絵を学び、中学校での美術教師の後、盲学校・養護学校に勤務、おもちゃ製作を始める
- 1983年にアトリエ『遊プラン』を設立
- 製作の傍ら、個展や技術指導も行っている
- 著者に『小黒三郎の組み木』(大月書店)ほか
といった経歴の方です。
小黒さんの言葉に、
かざって、ながめるのではなく、子どもが手にしてあそべてこそ、子どものための人形。
子どもが手にとって語りかけ、自由にかざれて、しまうことまで、あそびになるのです。
というものがあります。
組み木の雛人形に決めた理由
私が雛人形に求めていたのは、
- 子どもと一緒に組み立てられる
- ガラスケースに入っているものは収納に困るのでNG
- 省スペースで収納できる
- かわいい
なんです。
これに該当するものがないか、それはもうめちゃくちゃ調べましたね(笑)
そんな中、辿り着いたのが『組み木の雛人形』だったんです。
この『組み木の雛人形』にはたくさんの種類があるので、ここはもう『好み』ですね。
我が家が選んだのは、『銀杏雛三段飾り』です。
組み木の雛人形本体と組み立てる様子
こんな箱に入っています。
箱の中には、三段に連なる秋田杉の曲げわっぱがが入っていて、蓋を開けると、
お弁当みたいに、組み木雛人形が詰まっています(笑)
かわいい〜💕
あと説明書が入っていて、この写真と照らし合わせながら組み立てていく訳です。
それでは組み立てていきましょう。
雛壇となる部分です。
はめ込むだけなので、子どもの力でも簡単に出来ます。
雛壇を作った後、赤色のもうせん(木綿)を這わせ、垂れ幕(麻)を掛けます。
そして、人形たちを組み立てていきます。
一段目は、親王、姫、魚、三宝徳利、ぼんぼり一対。
二段目は、三人官女、古瓶、花束一対、机、皿。
三段目は、さくらたちばな、菱台、菱餅。
娘が頑張っていますね(笑)
みんなで『そこ違うで〜』とか、『ここはこうやろ〜』とか、ワイワイ言いながら作るのが楽しいですよ。
ワイワイ言いながら完成しました〜。
木目も一つ一つ違うので、本当にオンリーワンっていう感じですね。
まとめ
そもそも雛祭りは、家族みんなで娘の成長を喜びお祝いするものです。
そして、その場に飾られる雛人形とともに、家族みんなの溢れる笑顔。
雛人形を飾るという日本の文化の一つ、大事にしていきたいですね。
それでは、今回はこの辺で。
ほな、また。
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